【SCRAP】ある2つの通信基地からの脱出【ネタバレなし】

ある2つの通信基地からの脱出

5/1にSCRAPから「ある2つの通信基地からの脱出」が発売されました。

通常、SCRAPでは謎ビルやミステリーサーカスなどの会場で謎解きを行っていますが、緊急事態宣言下で外出自粛を余儀なくされる中発売されたのがこちらです。

概要

これは何?

北極と南極の通信基地に分かれて、それぞれリモート通信、LINEなどを駆使して協力する謎解きキットになっています。 謎解きでLINEを使うことはたまーにありましたが、リモート通信を使用するのは今回が初めてな気がします。

所要時間は?

1時間30分〜3時間くらいかなと思います。私は2時間で終わりました。

必要なものは?

  • 「ある2つの通信基地からの脱出」謎解きキット
  • 一緒に遊ぶ相手(北極と南極に分かれるので最低人数は2人です)
  • LINE
  • 「映像」と「音声」のやりができるもの(zoomやgoogle meetなど)

リモート接続とLINEを切り替えなければならなくなるので、リモート接続の手段がスマートフォンしかないと厳しいかなと思います。PCやタブレット端末でリモート接続、スマホでLINE操作という感じなると思います。ちなみに、旦那と私2人で北極と南極に分かれてそれぞれ謎解きをしました。同じ部屋で行ったので、リモート通信は使わずに行いました。

謎解きキットは、北極と南極、それぞれ片方ずつの購入と両方購入ができるので、離れている友達同士で買ってもOK。家族でやるなら、両方セットを購入すればOK。という感じになってます。

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購入先リンクはこちらです↓ www.scrapgoods.jp

やって見ての感想

家族でやる場合、できる限り別室で行った方が良いかなと思いました。視線で何かを伝えてしまったり、音声オフの指示などがある場合でも笑い声が伝わってしまったり、厳密にリモートの状態を作れないのでその辺の難易度は下がるかなと思います。

逆にいうと、リモート通信であることを100%活かした、良い謎だったなと思います。ただ、なんだか物足りない感もあるなぁと正直思いました。

この物足りなさ、おそらくSCRAPの会場に足を運んだことがある方ならお分かり頂けるかもしれない。SCRAPの謎解きは謎解きと言いつつ舞台なんですよね。司会進行の方は、おそらく俳優さんや俳優志望の方を起用していて、幕開けからその世界観に引き込んでいく役割をになっています。
そして、場面場面で切り替わるBGM。臨場感を出すために、ラスト5分とかでかかるあの音楽。緊張しますよね。
SCRAPの謎解きが他と一線を画するのは、そういった舞台演出の賜物だと思います。小道具にもこだわるし、アクションに合わせて効果音もつけるし、ストーリーもドラマティックだし。解いていくだけなら淡々と終わる謎解きを感動できるレベルまで引き上げていくためにしていることがたくさんあって、私も気付いていない細かい仕掛けもきっとあるのだと思います。

6月に入り、徐々に通常の公演も始まっているようです。
6月の新作:ある沈黙からの脱出

うわー、面白そう〜

今の情勢に最大限配慮した良いコンセプトですね!これからの公演も楽しみにしています!!