読むサプリメント「1分自己肯定感 一瞬でメンタルが強くなる33のメソッド」

この本を読もうと思ったきっかけと期待した内容

リモート勤務が続き、職場の人とのコミュニケーションが減り、
自分ってちゃんと組織に受け入れられているのかな?ここにいていい人間なのかな?と疑いだしてしまいました。
でも待って、それって今まですくならかず思ったことくらいはあったけれど、
ここまで酷くはなかったよね🤔 と冷静になって考えてみました。
そして、「これってもしや自己肯定感の低まりでは」ということに気づきました。
(余談ですが、テレワーク鬱というのがあるらしいですね。)

なので、この本は自己肯定感が低まった時に抜け出す方法を知りたくて読み始めました。

メタ認知力を高める

自己認識力・自己評価力・自己修正力・自己行動力これらの感情と向き合う力を総称して「メタ認知」と呼ぶそうです。

  1. 大局的に考えて「ま、いっか」と鷹揚になった方がいい
  2. 相手も自分も肩の力を抜くことができる
  3. 「なんとかなるよ!」ということで未来の可能性へ希望を託すことができる

なんとなくここだけ読んだだけでも、少し気が楽になりますね。

自分を眺めるもう1人の自分を意識することで、感情を「メタ認知」して距離を置くことが大事なようです。

その距離を置く方法がいくつかの手法によって説明されていて、読んでくうちになんか自分にもできそうだなぁと心が軽くなりました。

どんなところが発見だったか

・心が弱ってると内省が自己への過剰攻撃になってしまう  →内省で出て来た答えの真逆の発想を問うてみる  →次回のチャンスがあれば何かよくできないかと改善を考える

・自己肯定感が低まると行動にブレーキがかかる  →「全部、実験♪」って思えばその悪循環から抜け出せる

・自分の弱みにフォーカスしすぎて価値がないと決断を他人に委ねてしまう  →弱みと強みは隣り合わせ  →弱みも強みも全部合わせて自分には価値があると考えること

上であげた以外にも、たくさんのアドバイスがあります。 読んでいくうちに、それが心の栄養になって、「なんか悩むほどのことでもなかったなぁ」とか「世界はもっと楽しいものだったかもしれない」と前向きな気持ちを思い出すことができました。


もちろん、冒頭で触れていたもっと深刻なうつ状態に陥ってしまった人には手厚いフォローがいると思いますが、私と同じように「あれ?なんか心の調子、おかしいかもしれない。」と不安になってしまった方には是非この本を読んで元気を取り戻して欲しいなと思いました。