インプットとアウトプットの比率

最近、もう少し描きたい絵をかけるようになりたいなといろんな読み物を漁ってました。

ア・メリカさんのこの本、すごく勉強になりました。

“主線なし"イラストの描き方

“主線なし"イラストの描き方

  • 作者:ア・メリカ
  • 発売日: 2019/03/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

最近、主線を書かないイラストって結構見かけますよね。

ふんわりとした優しい空気感を伝えるにはすごく良い手法だなぁと思います。

いらすとやさんとかもそうですね。

www.irasutoya.com

それで、こういう手法の本を漁ってて気づいたんですが、最近絵を描くことについてのインプットを自分は全然していなかったなと思ったんです。

ただ、描くこと自体を楽しむのであれば、描くこと、つまりアウトプットだけし続ければ良いのですが、上手くなりたいと思った瞬間にインプットが不足していることに気づくのです。

物事は、アウトプットとインプット実は偏りがちで、放っておくと人間楽な方に流れてしまいます。どちらかに偏っていることに気づくのには少しきっかけが必要なのかもしれないと思いました。

例えば、毎日料理をするのであれば、「料理上手くなりたいなぁ」と思った瞬間に、レシピや動画が手の届く範囲に割とたくさんあって、アウトプットに偏っていたこれまでの行動に新たなレシピや調理法をインプットしてもっと美味しい料理が作れるようになります。

でも、上手くなりたいなぁと思うきっかけがなければおそらくインプットをしないまま手癖で料理をし続けるでしょう。

この手癖で作業のできる状態、何も考えずに目的が達成できるのですごく心地よいゾーンだと思うんですが、逆にいうとその期間、インプットがないので成長がほとんどないんですよね。新しいことに挑戦することは楽しいことであると同時に、上手くいかないというストレスを抱えていくことになります。

もし、ある分野(趣味でも仕事でも)で向上心を持って何かに取り組みたいと思ったら、あえて定期的に外部からの刺激によって成長を促すストレスを取り入れていくことも大事なのだなぁ。と思いました。(もちろん抱えられる範囲のストレスが身のためだとは思います。)